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4章 イオンに左右される私たちの体

4−1) 雨が降った翌日にマイナスイオンは多い

 都会の空気は汚れて濁っています。特に東京の空の汚さは自慢にもなりません。
しかし、そんな東京でも雨上がりの晴れた日の朝はとても気持ちがよく、いつも
は見えない富士山がくっきりと見えたりします。そんなときやっぱり自然はいいな
と妙に感心します。

 こういう日は、体によいマイナスイオンがたくさん発生しています。空気が澄み
きって清々しく、湿度が低いからです。

 逆に大気が汚れていたり、雨でジトジトしているような日は気分がよくありませ
ん。プラスィオンが多いからです。プラスイオンの多い日は頭が重い、体がだる
い、何もする気が起きない。イオンバランスがプラス過剰になった場合、体調
や精神に悪い影響を与えます。ただ、多くの人はその原因がイオンバランスが崩れ
ているか乏うなるのだとは意識しません。体験的に漢然とそう思っているにす
ぎません。

 マイナスイオンの多い晴れた日の気分は爽快、主婦なら「さあ、たまったお洗
濯でもしましょう」と意欲的になります。またこんな日は、がんで闘病中の人
でも気分がよくなって、雨の日は体が痛かったりしたのに、気分もよく、食も進
み、看護婦さんに「車椅子で外に連れ出してください」と言ったりします。

 マイナスイオンが多く発生するのは、雨が降った日の翌日。つまり、降った雨
が土の中に浸み込んで、そこへ太陽が輝
き、こまかい水滴が無数に蒸発しているとき。そのこまかい水滴にパッとマイナス
イオンが付着するわけです。水滴が小さいとき、水の分子はマイナスイオンになる
のです。

 図表7一前頁一は臨床医の堀口昇博士が行なった持病のアンケート調査です。八
八%の人が、天気が悪いと病状も悪化し、天気がいいと体が楽だと答えています。

 こう考えると人工的にマイナスイオンを作り出し、マイナスイオンを体に供給する
ことは、病気を改善し、予防するものだとの仮説を立てることができるでしょう。





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