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2章 現代っ子に未来はあるのか

2−2) 白然のなかで遊ぶことが究極の健康法

 そんな家ではアトピー性皮膚炎やアレルギーがより多く発生してしまうことにな
ります。子どもを育てるときは、そこに庭があれば花を植える、子どもたちにも土
いじりをさせる、裸足で土の上を歩かせる、そんな自然のなかにすっぽりと子ども
たちを包み込むような環境が一番よいのです。

 それは単に自然に親しみ、花や動物を可愛がる心を育てる情操教育といった文化
的な側面からだけではありません。いまの子どもたちの不幸は、自然と一緒に生き
ることのできない人間に育ってしまったというところにあります。

 自然はコンピュータのようにシステム化されておらず、汚く不条理であると思う
頭脳を持ってしまった子どもたちは将来大人になっても、コンピュータで疲れた頭
と体を静めるために、積極的に海や川や山に出かけようという気を持たなくなって
しまいます。

 自然のなかには必ず、神経を静める"よい匂い"が漂っています。それは最近話
題になっているフィトンチッド以外にも数えあげれば数千、数万の種類があるでし
ょうそれらの自然の匂いを嗅ぐことは、そこに行くだけで、一円のお金も払わず
にアロマテラピーを受けるのと同じことになるのです。

 木々のざわめきや海の音を聞くだけでも脳からアルフア波が出て血行はよくなり
血圧が下がり・自律神経が正常になり不眠症の人も眠れるようになります。病院に
行かなくても・山のなかをちょっと汗をかいて散歩するだけで、素晴らしい治療効
果をもたらしてくれるのです。

 もちろんこうした山や川、海の近くは、プラスイオン、マイナスイオンのバラン
スが少しマイナスイオン側に偏っています。空気1立法センチメートル当たりマイ
ナスイオンが500〜3000個くらい、そして同数か少し少なめのプラスイオン
が同時に存在しています。マイナスイオンは"小イオン"とも呼ばれていて、その
大きさは0.5〜1ナノメーターです。

 このマイナスイオンを皮膚からも呼吸からも取り込めば、電子を十分に体中に増
やすことができ、それが酸化された体を還元することにもなるのです。こんな素晴
らしい人間本来の健康と若さを保っ究極の方法を、子どもたちの遊び方が人工的に
なったために、一生涯失ってしまうと思うと、人それぞれ好きにすればいいじゃな
いかなどといってはいられません。





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