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2章 現代っ子に未来はあるのか

2−1) プラスイオンにとり囲まれた生活

 いまの若い人たちのなかには、朝寝坊の夜更かしが多いと思います。夜更かしが
悪い理由の一つに、狭い部屋のなかでテレビやビデオ、テレビゲーム機やパソコ
ン、CDプレーヤーなど、たくさんの電気製品にとり囲まれて、深夜まで長時間に
わたり、電磁波を浴びているということがあります。これらの電気製品から出る電
磁波はすべてプラスイオンです。もちろん電磁波をプラスイオンだけで説明するこ
とはできませんが"電磁波漬け"のままでいれば体は酸性へと傾いていきます。そ
の結果確実に活性酸素を増やすことになるのです。

 もっとも電磁波という言葉は、長波、中波、短波などあらゆる電気の波を指しま
す。低周波治療器などのように電磁波を利用した治療器具もあるぐらいですから、
体にとってよいものもあるので全部が悪いと決めつけるわけにはいきません。ただ
し、共通しているのは、電気製品を使ったときに必ずプラスイオンが生じていると
いうことです。

 イオン測定器で測定すると、携帯電話をオンにしているときにはプラスイオン
が一立方センチメートル当たり300出ているのがわかります。それがそのまま大
脳に入るとすると、大脳の脂肪の細胞膜が傷っけられ、長い目で見れば大脳の酸化
一けなわち痴呆症一に大き-影響を与えると考えられます。こんなにも多-の電気器
具がなかつた時代に比べると、至ざまなタイプの痴呆症が、人間を襲うのも当然
といえるのです。

 皮膚や肺にプラスイオンがっくと、体表面からプラスイオンが自分に不足した電
子一個を奪つていきます。その分、体は電子不足となり活性酸素が襲一てきたとき
に与える電子が不足するために、活性酸素が細胞膜や細胞のなかの遺伝子を傷っ
け、成人病やがん、痴呆症の引き金になっていくと考えられるのです・

 いまの子どもたちは一般にあまり外に出たがりません。外に出ても何をしていい
のかわからないのです。たとえば学校で遠足に行くとします。昼ご飯を食べ終わる
と、あっちの木の下、こっちの木陰にかたまって小さなゲーム機でピコピコとやつ
ています。積極的に仲間と一緒に遊ぶということが非常に少なくなっています。ピ
コピコやっていないと間がもたない子に育っているのです。

 昔の子どもたちは原っぱを全力で走ったり、犬を散歩させたり、トンボやカブト
虫を捕まえたり、川遊びをしたり野球をしたりしました。こうした一つ一つの行動
のなかで子どもたちはマイナスイオンを含むよい空気をどんどん体に取り入れ、健
康に育っていったわけです。

 いまは、特に都会では原っぱなど皆無です。小動物もいません。カブト虫は親か
らお金をもらってデパートで買うものと思っています。それどころかトンボや蝶々
でさえ気持ちが悪いといって近寄りもしません。スズメの足を見ただけで青くな
り、アレルギーを起こし、鳥肌を立てる子もいます。まさに隔世の感。時代によっ
て人の感性はこうも変わるものかと思ってしまいます。

 家の周辺を土にしておくと家のなかが汚れる、そこで家を建てるとき、汚れない
ような設計ができ上がります。庭があって、草花や野菜などを植えるのに十分な面
積があつても、全部コンクリートで固めてしまう。そんな発想が、今はまかり通って
いるのです。





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