本書を執筆するに当たって、私が主宰するマイナスイオン研究会のメンバーとイ
オン測定器を車に積み、東京都内と山梨県まで足を運び、プラスイオン、マイナス
イオンを測定してみることにしました（イオン測定器の数値は都立工業試験場の数値
とほとんど等しく、信頼にたるものです。）
これまで述べてきたように、空気中のマイナスイオンとプラスイオンはただ単に
マイナスイオンが非常に多く、プラスイオンがまったくないというような状態はほ
とんどありえません。したがってマイナスイオンとプラスイオンの比率から、その
環境が人間を含めた生物の生存に抗酸化的であるか、酸化的であるかを判定するこ
とが主たる目的となります。
また、これも繰り返しになりますが、雨が降っているときや、寒冷前線、梅雨前
線が近づいているときなどは、ほとんどプラスイオンばかりになることがありま
す。しかし、ある場所がプラスイオンばかりでずっと悪い場所かといえば、気象に
よる影響で一過性的にプラスイオンが増えた場所は、天気がよくなるとマイナスイ
オンが相対的に増えるなど、その日によって数値がかなりばらつくことを承知して
おく必要があります。
しかし、全体から見れば、イオン測定器によって、室内やその他の生活環境の善
し悪しを判断することは十分にできます。
①山梨県内の高圧線の真下にある家のなか
プラスイオン２００ マイナスイオン１４０ 比率１対０．７
②同じく山梨県内の高圧線の真下にある家の外
プラスイオン１８０ マイナスイオン１９０ 比率１対１．０５
③②の高圧線下の家から四〇〇メートル離れた外
プラスイオン１００ マイナスイオン１８０ 比率１対１．８
この三つのデータからみると、高圧線の下にある家のなかでは、プラスイオンが
高い可能性があることがわかります。この一つのデータによって断定はできません
が、イオン比率でプラスイオンが相対的に高い生活環境であることは、酸化的環境
にあるといえそうです。
高圧線の問題は、発がんとの因果関係が世界中で結論を見ないまま保留になって
いますが、プラスイオンが相対的に高いときは、体の皮膚表面からプラスイオンが
入り、その度に体内から抗酸化ビタミンや、酵素の電子を奪い、それが足りなくな
るとプラスイオンが活性酸素と同じ働きをするのですから、高圧線が人体にどう影
響するのかを調査することは必要です。
この家からたった４００メートルしか離れていない家の外では、マイナスイオン
のほうが相対的に二倍近い数値になっていて、よりよい環境であることがうかがわ
れます。
念のために、この家の家族４人の健康状態を調査する何かよい方法はないものか
と考えたあげく、とりあえずMRA（磁気共鳴測定装置）によって数値を得たとこ
ろ、家にいる時間が一番長い主婦に放射線毒素波動のネガティブな影響がうかがわ
れました(ウィスマー研究所データによる)。
MRAによる健康データがそっくりそのまま医療現場で使われている臨床検査の
数値のような公認データとして認められるものではありませんが、実際に高圧線の
近くに住んでいる人は、自ら病気になる前に定期的にMRAやクオンタムゼロイド
などの磁気共鳴分析器によって、人間の体に存在する磁気情報の異常をチェックす
ることをお勧めします。体の磁気レベルの異常は、医学的病変が出るより何年も早
いうちに出てくるからです。こんな方法で自分や家族の健康チェックを行なって自
衛するのも一案かと思われます。
さらに、マイナスイオン発生器(実際にイオン測定器で調べて、プラスイオンに比ベ
マイナスイオンが多く出ているものを選ぶことが条件。イオン空気清浄器と名前がつい
ていながらマイナスイオンが出ていないものや出方が少なすぎるものが多い一を利用し
て、それらを体の近くにおいて皮膚からマイナスイオンを吸収させる予防法も検討
される必要があると思います。
公的機関の高圧線問題が決着するのにまだ数十年はかかりそうですから、マイナ
スイオン健康法はその間のつなぎとして一番手近なものではないでしょうか。
| FC2 | |||
| SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||
