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1章 マイナスイオンは現代医学の謎を解くキーワード

1−8) 木造家屋は天然の除湿器だった

 昔の木造家屋は、いまのアルミサッシと新建材だらけの家に比べれば、大変なマ
イナスイオン発生器を備え付けていたといえます。つまり、家屋そのものが天然の
除湿器だったのです。

 梅雨どきや大雨のときなど、湿度は80%を超えます。空気中の水分の粒もすご
く大きくなり、水のクラスター(粒)が大きくなるとあたりはプラスイオン一辺倒
になってしまいます。

 マイナスイオンは普通0.5〜1ナノメーター(ナノメイターは1ミリの100万
分の1)の小さなクラスターの水分と結びっいています。水にマイナス電子がっい
ただけで水のクラスターは励起状態になり、エネルギーを得て震動するので、その
分電子のっいたマイナスイオンの水のクラスターは小さく分解されているのです。
ですからマイナスイオンは特定の湿度帯と密接な関係があります。

 普通、人間が気持ちがよいと感じる湿度帯は、相対湿度40〜60%くらいで
す。こんな湿度のときには、空気中の水分は0.5〜1ナノメーターの水滴にな
り、マイナスイオン化しています。こんなときはプラスイオンはクラスターが大き
く、ある部分は地面や床に落ちるので、人間の吸う空気はマイナスイオン優位にな
っています。

 ところが、梅雨どきは、家のなかでも湿度は80%以上になります。部屋のなか
の水分の粒が集まりあって大きくなり、プラスイオン化しています。もっともこん
なときには空気中に浮かんでいた大きな塵やダニの死骸は、床やカーペットの上に
落ちてしまって、呼吸器から吸うことはなくて有難いのですが……。

 ところで、昔ながらの木造家屋は畳や柱、襖や障子などの木や紙が空気中の多す
ぎる水分を十分に吸い取って湿度を下げてくれます。湿度が下がればマイナスイオ
ンが増えてきます。

 昔は除湿器などはありませんでしたが、自然の営みのように家全体が湿気を吸い
取り、マイナスイオンを増やす仕組みがちゃんと備わっていたのです。

 ところが、現代のマンションはプライバシiを守るため部屋を一つ一つ狭く仕切
る傾向があります。子ども部屋などその典型です。問題はその間仕切りに使う壁紙
がビニールや化学繊維でできていて、それを貼る接着剤には有害なホルムアルデヒ
ドが大量に使われていることです。

 その化学物質は微量であっても、長い期間にわたって生活していれば健康によい
はずはないのです。

 一連の化学物質のほか、挨、ダニ、カビなども見逃すことのできないプラスイオ
ンの発生源です。梅雨どき、子ども部屋のベッドなどには湿気た布団がそのままの
状態で放置されているものです。

 ベッドでなく敷布団であっても昔に比べて布団を干さないことが多くなっていま
すから同様の状態と考えられます。梅雨どきのマンションは木造家屋と比べると湿
度が限りなく一〇〇%に近づいています。ダニにとっては温度といい湿度といい理
想的な環境で、勢いよく増えていきます。布団には汗やフケなどダニの餌になる十
分なタンパク質もあるのです。

 水分がたまりやすいエアコンの裏などはカビに最適な環境で、部屋が乾燥すると
今度は部屋の中にこのカビもプラスイオンとして舞い上がることになり、喘息、ア
トピーのもとになっているのです。





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