ところで、私とマイナスイオンの研究グループとで高電圧線の下に住む人たちの
健康障害の調査を１９９７年の夏に行ないました。
山梨県で高圧線の真下に住むある家族に協力を仰ぎ、MRA（磁気共鳴測定装置）
による波動測定を行ないました。波動測定の結果は、それだけで何かを証明できる
決定的な証拠ではありませんが、両親と子どもたち四人家族のなかで、家にいる時
間の一番長い母親に放射線障害波動の高い傾向が見られました。電磁波障害で病気
にならないうちに予防の処置として、波動測定や修正をしていくのも一つの方法で
しよう。
マイナスイオンを直接皮膚に当てたり呼吸から取り入れて電子不足にならないよ
うに自衛することは簡単なわりに効果があるかもしれません。また、もっと原始的
な方法ですが、マイナスイオンをため込みやすい麻の衣類を着ると、体が電子不足
に陥っているときには電子を供給してくれる働きがあることもわかりつつありま
す。
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自衛はしないよりもするに越したことはありません。今回の高圧線の下でのイオ
ン測定器数値では、やはりプラスイオンのほうが高い傾向二対O・七一でしたが、
プラスイオン、マイナスイオンともにさほど高い傾向ではありませんでした。
水道水は酸化還元電位が十五〇〇-七〇〇mです。これは飲めば飲むほど体中に
電子不足を起こして、体が酸化しやすいことを意味します。
逆に水のクラスターが小さくなるような、発酵したミネラルを含む植物ミネラル
エキスやロックミネラル、酢、木酢、木炭等を風呂に入れると、水のクラスターは
小さくなり、塩素を取り囲んでしまうので、酸化還元電位が下がり電子をたくさん
含んだ水に変わっていきます。
こういう風呂に浸かると、皮膚の表面全体から電子を吸い込むので一ミネラルは
電子を含み、相手に電子を与える力がある一、水を飲むよりもはるかに効果が上がり
ます。各種のセラミック入りの風呂も同じです。
電子を皮膚表面から吸い込むことで活性酸素を抑制することができます。電磁波
障害でパニックを起こすよりは、こんな風呂や水に自分の家のなかから変えてみる
のもよいでしよう。
たかが風呂ぐらいと思うかもしれませんが、体全体からマイナスイオンを取り込
むのが一番有効な方法かもしれません。その際、水の酸化還元電位を測定しながら
わが家の水を管理するという科学的な方法をおすすめします。ややもすると高い浄
水器や高い風呂を買ってしまいがちですが、科学的な視野を持って簡単で長続きす
るものがおすすめです。
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