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7章 プラスイオンと電磁波が及ぼす害

7−1) 電磁波は電子を食べて働く文明病原菌

 現代人は家庭でも職場でも、多くの電気機器にとり囲まれた生活を余儀なくされ
ています。家庭に限らず会社に行けば、ずらりとパソコンが並び、ほかにもファク
シミリ、ワープロ、コピー機・…:があり、これらのOA機器からは電磁波が絶えず
発生しています。

 電磁波はイオンレベルで見ればすべてプラスイオンであり、当然周りの空気をプ
ラスイオン化してしまうのです。それが私たちの健康に少なからず悪影響を与えて
いることが、いま大きな問題となっています。

 電磁波といっても、波長の長短によって性質に違いがあります。また、電磁波に
は自然に発生するものと人工的に出てくるものとがあり、自然発生の代表的な電磁
波には太陽光線があります。そのほか紫外線、赤外線、X線、ガンマー線、アルフ
ア線などがあります。これらの波長の短い放射性のものは、エネルギーが強いので
特に警戒しなければなりません。放射性の電磁波は細胞のDNAにまで浸透してい
く性質があるからです。

 人工的な電磁波で危ないものに、テレビが挙げられます。次いで波長の最も長い
マイクロ波を使った電子レンジ、電磁調理器、携帯電話、VDT(ビデオディス
プレー端末)、そしていまいろいろな意味で問題になっている高圧電線。医療に使
われているX線(レントゲン)も、危険といえばこれほど危険なものはありません。

 また、最近ではマイクロ波が無精子症を引き起こすこともわかってきました。電
子レンジを覗いてはいけません。電子レンジを使っているときには最低でも2メー
トル以上離れる、などできるところから少しずつ注意しましょう。

 ここ数年のうちに急速に普及した携帯電話、これも問題です。弱いとはいえ脳の
中枢にストレートに電磁波の波動が伝わっていくため、長い問には脳腫瘍などの障
害を起こす恐れがあるともいわれています。アメリカでは携帯電話の使用で脳障害
を起こしたとして裁判になった例もあると聞いています。

 携帯電話は本人への被害ばかりではありません。いま病院では携帯電話の使用が
禁止されていますが、これは病院内で輸液ポンプが誤動作を起こしたり、心臓に埋
め込んだぺ-スメーカーなどへの悪影響を考慮しているからです。

 飛行機の離着陸態勢時にも携帯電話は禁止されています。コックピットの計器類
を狂わせる恐れがあるからです。

 このようにマイクロ波は人間ばかりでなく、その周囲に及ぼす影響が想像以上に
強いのです。

 通常私たちの身の周りに存在する電磁波はすごく弱いものですが、たとえ弱い電
磁波でも長い時間浴びることで影響が出てくることは十分に考えられます。電磁波
問題の一つの大きなポイントはそこにあるといえます。




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