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6章 マイナスイオンのマジカルパワー

6−4) 山田君の生活

 山田君は大学二年生ですが、彼の生活はプラスイオンと食品から取り込む酸性物
質オンパレードです。ちょっと彼の生活の二十四時間を覗いてみることにしましょ
う。

 彼は子どものころから、運動嫌いなので筋肉が発達しておらず、勉強、マンガ、
テレビゲーム漬けで子ども時代をすごし、今日にいたっています。

 当然、姿勢が悪く、そして、酸素が不足。空気が汚れている下宿生活の上に、タ
バコを1日20本以上。窓を開けたことがないので、部屋のなかはプラスイオンば
かり。そのため部屋のプラスイオンが体に吸収され、酸欠が加わり、酸性体質。空
気中のゴミや塵などプラスイオンが直接肺から吸入され電子を奪ってしまうので、
どうしても酸性体質になってしまうのです。

 しかも、酸化度の激しい水道水を浄化せずに飲んでいるので、水道水の酸性度を
中和するために、体に蓄えられた電子が奪われていきます。友人との飲み会が多
く、その上コンビニで買ったペツトボトル入りのコーラやスポーツドリンクを飲む
生活です。

 砂糖やアルコール等は、カロリーが高くてビタミンB群がなく、細胞内で必ず不
完全燃焼を作り出し血液を酸性化させるもの。カロリーを完全燃焼して、乳酸など
の燃えかすを作らないようにするためには、ごまや黒パン、クルミ、納豆、大豆、
玄米など、特にビタミンB群の多く含まれたものをせっせと食べる必要があります
が、なにしろ下宿生活なのでそんなことはおかまいなしで、インスタントラーメン
やコンビニ弁当オンリー。

 ちょっとアルバイトをすると、ストレスでいつも緊張し、肩がこり、深い呼吸も
できなくなり、いっそう体液が酸性になります。

 そこで、彼のバイト疲れのストレスを癒すのは夜中のビデオとテレビゲーム、そ
してコンビニのマンガで、「ストレスが発散されたなあ」と思うころは、夜中の2
時、3時、4時を回り、特に約束がなければいつまでたっても起きない生活。しか
も、夜中じゅうエアコンや電灯、テレビ、ホットカーペットなどはつけっぱなしで
寝てしまうので、寝ている間もプラスイオン、すなわち酸性物質を体に大量に取り
込んでいるというわけです。

 外を散歩すれば、マイナスイオンをとれるのですが、マイナスイオンが多いのは
朝の6時から午前10時くらいまで。夕方起き出して、町に出たからといっても、そ
こはプラスイオン優位の空気でしかありません。

 山田君は日本の若い男女にとって、ごく稀なケースかというと、そうではありま
せん。残念ながらよほど空気のよい田舎で暮らしている若者たちを除けば、七割以
上の日本の青少年男女はプラスイオンを含んだ、酸性体質を作る悪い生活に首まで
どっぷりつかっているのではないかと嘆かずにはいられません。まさに、この生活
の延長上に、肩こり、腰痛、偏頭痛、リュウマチ、五十肩、喘息、アトピー、糖尿
病、がん、早すぎるアルツハイマー、心筋梗塞、「キレヤスイ」などを誘発する原因
が潜んでいるのです。還元力のない血液と細胞になったときに、あらゆる病気が待
ち構えているのです。





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