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第3章 マイナスイオンをめぐる話題

3−3) ますますひどくなるシックハウス症候群の症状

 住まいに使われている化学物質が引き起こす病気やアレルギーなどは、研究者が
ほとんどいないこともあって、実態があまり明らかになっていませんが、現在、思
っているよりもはるかに深刻です。

 新建材だらけの新しい家に引っ越したときから、家族全員の体調がおかしくなっ
たという話をよく聞きます。お互いにいらいらして感情が不安定になり家族の喧嘩
が増えた、食欲がなくなった、アトピー性皮膚炎が悪化、目が痛い、鼻がっまる、
のどが痛い、めまいがする、頭が痛い、冷え症……、これら不定愁訴が増えた原因
をローンの重圧や環境の変化によるストレスのせいにしたりして、そのままやりす
ごしているのがほとんどです。

 ところがこれらこそがシックハウス症侯群と呼ばれるものなのです。そしてこれ
があらゆる建築資材の低コストと、見栄えのよさの両立のために使われている住ま
いの化学物質のせいということは、あまり知られていない事実です。

 たとえば、フローリングの床はアトピーにいいとされていますが、無垢の板でな
く、木のくずを接着剤で固めた合板がほとんどです。その接着剤こそが問題です。

 JAS一日本農林規格一では、合板の接着剤から揮発するホルムアルデヒドの単位当
たりの量によって三段階の規格を設けています。

 すでに二十年以上前に、合板から放出するホルムアルデヒドが問題視されたこと
があり、その際に設けられた規格です。

 ホルムアルデヒドの少ないほうからFCO,FC!、FC2と呼んでいます。W
HOでは、健康に影響のない室内空気中のホルムアルデヒドの濃度として○・○八
ppmという基準を設けていますが、JASでこれをクリアしているのはFCOの
合板だけです。

 ところが、日本合板検査会で調査をしたところ、FCOのフロiリングの接着剤
を使用しているのは、全体の一%にも満たなかったということです。ほとんどのケ
ースは安い輸入物の規格外のフローリング材を使っているわけで、アトピーにいい
と思って使ったら、かえって悪化してしまったという結果にもなりかねないので
す。新しく、フローリングにした人は、JAS規格を確かめることが必要です。

 すでに、フローリングにした人は、半年間が要注意期間です。窓を開けてホルム
アルデヒドを出してしまうこと。そしてその後も三〇度を超える夏場は、ホルムア
ルデヒドが気体になりやすいので、クーラーだけに頼らず、窓を開けて換気する習
慣を忘れないこと。

 こうしたホルムアルデヒドをマイナスイオンで取り除く方法もあります。マイナ
スイオン発生器をつけっぱなしにしておく、白炭をひと山、籠にいれて置いてお
く、ミネラル水を加湿器にいれてミネラルを部屋中にスプレーしておく、などで
す。




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