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第8章 マイナスイオン発生器は効果があるのか
         〜空気清浄器のメリット〜

8−4) マイナスイオンで喘息もおさまる

 現代人の喘息は、空気が汚すぎ、しかもプラスイオンを帯びたその空気が呼吸に
よって体のなかに入り、体がますます酸性体質に変わったり、プラスイオンが入り
すぎたために血管や気管支が著しく収縮して起こると考えられます。

 したがって、喘息を治すには、正しい食事にして体力をつける、体を温める、還
元力の高いよい塩(フライパンで高熱で一時間ほど煎った天然塩)を用いる、第6章の
「山田君の生活」で述べたよい食事やよい生活を心がけるなどして、体にマイナス
イオンを取り込むと同時に、還元力をつけることが大事になります。

 マイナスイオン発生器(1メートル以上離れたところで1立方センチメートル当たり
10万個以上発生するものに限る)を使うと、意外なことに喘息の発作がうそのよう
に静まってしまいます。それは、プラスイオン化した空中のゴミがすっかり床に落
ちて、部屋がきれいになるためです。しかも寝ている間もマイナスイオン発生器を
使えば、マイナスイオンが血液中にたっぷりと取り込まれ、それは食べ物から摂取
し、体のなかで酸化したビタミンCやビタミンEやべ-タカロチンにっき、再び還
元型ビタミンとして酸化のもとである水素イオンを減らしたり、活性酸素を消した
りするのに役立ちます。

 同じく、血液中や細胞中のミネラルは、マイナスイオンで取り込んだ電子を、最
外殻軌道の空いている席に取り込んで、電子リッチな状態になります。

 呼吸とともに吸い込んでしまったダニの死骸や糞などのタンパク質が気管支に炎
症を引き起こすのですが、マイナスイオンのおかげでそうした炎症も止まってしま
います。

 ただし、空気中のプラスイオン化したゴミを床の上に落とすとき、大量にあった
水のクラスターはマイナスイオンとしてゴミにまとわりっいて床に落ちてしまうた
め、空気申の水分はぐっと減少してしまいます。つまり、ゴミの多い部屋ほど、空
気中の湿度は急に下がるので、その分、水分を部屋に補ってやる必要があります。

 マイナスイオン発生器を使用するときは、湿度計で湿度をチェックしつつ、適宜、
加湿器を使ってベストコンディションを保っことが大切です。

 ところで、私の友人に長年喘息をわずらっている女性Tさんがいます。彼女にこ
のマイナスイオン発生器を勧めたところ、使ったその晩から、ぴたっと喘息が止ま
って驚いたといいます。昔から医療用として使われている気管支拡張装置は、水の
クラスターを小さくする針が機械の中心部についていますが、そこにイオン測定器
を当てて測定してみると、何と針の先からマイナスイオンが三〇万個も出ているこ
とがわかりました。

 ということは、気管支拡張装置と気管支拡張剤を使わずとも、水だけでも同様の
マイナスイオン一電子一を体のなかに供給することができ、その結果、乳酸値が下
がり、血管が拡張されると同時に気管支も拡張されていくのではないかと考えられ
ます。マイナスイオンを応用した喘息の予防、治療は今後の大きなテーマです。

 マイナスイオン発生器を室内でかけておくと、装置から直接、マイナスイオンが
発生して湿度が下がるように思うかもしれませんが、そうではありません。そこを
もう少し詳しく説明します。マイナスイオン発生器から出ているのは、マイナスイ
オンではなく電子そのものであり、その事が空気中の水(水蒸気)のクラスター
にぶつかると、クラスターを二つに分け、水のクラスターの大きいほうがプラスイ
オン、小さいほうがマイナスイオンに分かれるのです。そして、はじめは部屋のイ
オンが二分化していますが、比較的重いプラスイオンはやがて、部屋の床表面全体
をプラスイオン化するようになり、部屋全体が均質にマイナスイオンが漂う状
態になるわけです。その結果、最初に比べると湿度が10%程度減った状態になる
のです。

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